『修道中学6組会』を終えて


『修道中学6組会』実行委員会

 今を去ること2014年12月30日(火)午後6時より中学時代のクラス会を開催した。出席者は寄る年波には勝てず、出席者は2013年度より2名少ない総勢23名であった。6組会91-1.tif

 中学卒業時のクラスの総勢は60名であったが、既に11名があの世に旅立って行った。中にはあて先不明者もいれば、寝たきりの者もいるし、一切返事をよこさない者もいる。

 出席するのが差し支えない者だけが集まってくれば良いと考えている。中には毎回「欠席」に丸をして、かたくなに出席を拒む者もいる。

 この歳(73歳)になると同級生とは言え考えは様々である。それぞれの個人の考えを尊重してあげたい。楽しくひと時を過ごせる者だけが集まってくればいいと思っている。敢えて勧誘もしないし、確認も取らない。

 今手元に残っているもので、昭和58年(1983年)4月2日に写している集合写真が『6組会』で最も古いものである。その年以前にも開催しているので、2014年までに毎年開催して32回以上は続けて来ていることになる。

6組会83小.tif会場は広島駅に至近の個人の住宅の居間である。ここでは家庭料理で『お・も・て・な・し』をする。「どんな料理が出て来るか?」はその年のお楽しみである。しかも、一般家庭であるから、持ち込みは自由である。思わぬ高級酒に巡り合えるかもしれないし、思わぬ珍味に出会えるかもしれない。

 

 

6組会88-1.tif 年降るに従い、子犬のようにじゃれ合って過ごした中学時代の思い出が懐かしく思い出される。そして、今やこの時代を共に過ごしてきたクラスメートが最も心を開いて話し合える仲間であると認識している。

 住んでいる地域も社会も異なっているほとんど異業種(今は年金生活者)の集合体である。一人一人との会話の中に新鮮な驚きがあるのが何とも刺激的である。それにも増して、利害関係を挟まない付き合いができるというのが何よりも心地よい。高校、大学、社会と徐々に離れて行ったクラスメートもそれぞれが成長して『6組』に帰って来てくれている。

 喜ばしいことに、この『6組』からは既に恒例の『ゴルフコンペ』も生まれているし、このところ『登山倶楽部』も生まれようとしている。

 また、この『6組会』をベースにして現在『プチ修学旅行』を年に数回開催している。これも年々定着してきて、現在は希望者が後を絶たない。この旅行も2009年にスタートして、2014年までに8回を数える。愈々今春は高校時代の修学旅行の地『京阪神』に足を伸ばし、桜の名所を巡っての『お花見』としゃれ込む。2泊3日の楽しい9回目の旅を予定している。