去る8月7日~11日、修道高校ワンダーフォーゲル班、安井・柳田・池田祥太・村中(全員高2)の4名が第59回全国高等学校登山大会に広島県代表として参加し、9年ぶり5度目の優勝を手にしました!
舞台は滋賀県高島市、中央分水嶺高島トレイルに属する乗鞍岳・大谷山、そして比良山系蛇谷ヶ峰。大会期間中は晴天続きで異例の暑さに苦しめられながらも、選手たちは抜群のチームワークと普段通りの冷静な行動で見事に栄冠を勝ち取りました。
この9年間で何度も入賞はしたものの、優勝まであと一歩及ばず悔しい思いをしてきました。そのOBの先輩方や参与の無念を背負いつつ、決してプレッシャーに押し潰されない強い意志を持った選手たちの姿は誰の目にも頼もしく映りました。3日間山を歩いてテント泊という厳しい大会ですが、それを楽しむ精神的な余裕もあったようです。全国大会上位は100点満点中の0.1点が勝負を決める熾烈な争いです。全くミスがなかったとは言えませんが、運も味方に付けて勝利を呼び込みました。
全国制覇という最高の結果で修道ワンダーフォーゲル班の歴史に新たな1ページを刻むとともに、この伝統をまた次の代に伝えていく大きな一歩になったのではないかと思います。