2015年9月5日(土)、リーガロイヤルホテル広島にて「平成27年度 修道学園(中・高)同窓大会」が開催されました。これに先だって行われた講演会、幹事会・評議員会の様子と合わせてご報告いたします。
○講演会(16時30分~17時15分 3階「宮島の間」)
「伝学問所の土蔵移築・復原の意義」という演題で、畠 眞實先生(修道中学校・修道高等学校元校長)にご講演いただき、今年も90名を超える同窓生の方々が先生のお話に耳を傾けておられました。
修道学園への1本の電話から始まった、伝学問所の土蔵(「修道学問所之蔵」)の移築・復原は工事期間2年5ヵ月を要し、昨年8月に完成しました。学問所の建物は既に失われていますが、学問所につながる唯一遺された建物を、藩校を受け継ぐ我が修道中学・高等学校内に移築・復原したことには大きな意義があり、その意義は、この建物が文化財として認可されれば、さらに大きなものになるとのことでした。
修道の伝統をあらためて実感させられるご講演でした。
○幹事会・評議員会(17時25分~18時15分 3階「宮島の間」)
講演会に引き続き、学園側から林理事長と田原校長、ならびに地域・職域の各支部の顧問の皆様にもご出席いただき、幹事会・評議員会が開催されました。
まず、林理事長から、昨今の修道を取り巻く教育情勢に関して、つづいて田原校長から、学校の現状と今後の教育実践の方向性、および同窓会への協力依頼に関してお話しいただきました。これをうけ、顧問、幹事・評議員の方々からさまざまなお立場で意見表明がなされ、設定されていた50分があっという間に過ぎ去ってしまいました。深山会長より、表明された貴重なご意見を正副会長会議に持ち帰り、今後の同窓会活動に活かしていく旨の発言をもって閉会となりました。
○同窓大会(18時30分~21時00分 4階「ロイヤルルーム」)
はじめに、亡くなられた同窓生・関係者の方々に黙祷が捧げられ、中村副会長の開会宣言で、同窓大会は始まりました。今年も林理事長をはじめ、田原校長、支部・職域の代表の皆様など多くの来賓、恩師の皆様にご出席を賜りました。
深山会長のあいさつ、来賓のご祝辞の後、来賓・恩師の紹介、事業報告、決算・予算報告がなされた後、「ヨイショー」の掛け声とともに鏡割りが行われ、高校9回の横田様の乾杯の音頭のもと、懇親会がスタートしました。
今年度も「現在の学食メニュー」のかけそば・かけうどん・カレーライスが大人気で、出汁の香りが会場一杯に広がるなか、あっという間に完食となりました。歓談で盛り上がるなか、日本サッカー殿堂入りが決まった高校2回の下村幸男様にご登壇いただき、花束が贈呈されました。下村様からは貴重なお話を伺うこともできました。
会の終盤には、高校59回生から高校60回生への世話人の「引継ぎ式」、恒例の肩を組んでの校歌斉唱が行われ、畠元校長のご発声による万歳三唱で閉会となりました。
ご出席の皆様、そして今大会を支えてくださった方々にこの場を借りて御礼申しあげます。とくに企画・準備・運営に奔走してくださった、中村担当副会長、昌子世話人代表をはじめ高校59回世話人の皆様に重ねて感謝いたします。
来年度の同窓大会は 大方担当副会長、高校60回世話人の皆様により、平成28年9月3日(土)に開催いたします。多くの同窓生のご参加をお待ちしております。